まず、古い壁紙をはがす前に、その部屋についているさまざまな付属品を取り外さねばならない。たとえば、ハンガーボードであったり、スイッチ器具であったり、意外と、壁紙を剥がす前の作業にも手間がかかる。
そしていよいよ壁紙を剥がすのだが、これが一筋縄ではいかないことが多い。綺麗に一回で、すんなり剥がれてくれる壁紙は多くはない。少しずつしか剥がせない場合は、どうしても時間がかかる。さらに、そうした壁には凹凸が残るため、これを平らにする仕事もできてくる。
今回張り替えた部屋は、壁紙を、22カット分使った。梁やら窓やらユニットバスやらの凹凸があるため、どうしてもそのくらいのカットになってしまう。
夏は糊の乾きも早いため、壁紙を貼るのはスピード勝負でもある。糊も、まんべんなく塗るのだが、ムラができてしまうと皺の原因にもなるので注意が必要だ。
濡れ雑巾で皺を伸ばしながら、上から順に貼っていく。壁紙と壁紙の重なりのところは、綺麗にカッティングしなければならない。
貼ったあとは、再び器具などの付属品を取り付ける。
神経を使う作業だけに仕事に集中しなければならないが、ルーティンワークをその間にこなし、さらには、突発的な用事がトランシーバーを通じて入ってくるため、24時間勤務を終えた後は、疲労からくる脱力感に、しばらく体を動かすことすらできないこともある。特に蒸し暑いこの時期はなおさらである。
24時間勤務と、日勤が続く日々の中で、選挙応援の時間も捻出し、何とか生きている。
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